トーチの子連れ旅行記

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【ANAカード】カードの選び方を解説 2022年最新版【一般/ゴールド/プレミアム】

ANAカードは全62種類 おすすめの選び方を公開します

ANAカードは2022年6月現在、62種類のカードを発行しています。

これだけ多いと何を選んで良いのか迷ってしまいますよね。筆者もそうでした。

そこでこの記事では、つい最近(2022/6月)ANAカードに加入した筆者が検討した時の情報をまとめて提供します。

www.ana.co.jp↑ANA公式のカード一覧。選びづらいです。

ANAカードのメリットとは?⇒ANAマイルの取得効率を上げる

そもそもなぜANAカードを取得するのかというと、ANAカードを持っていることでANAマイルの取得効率が飛躍的に上がるためです。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 飛行機に乗った際、マイルに搭乗ボーナスが付く(10%~50%)
  • 買い物時のポイントをマイルに変換できる(100円あたり0.5~1.5マイル)
  • ANA航空券購入時にもマイルが付く(100円あたり1.5~3.5マイル)
  • カードに入っているだけで1年毎にマイルが付く(1000-10000マイル/年)

※率はランクによって異なる

マイルが貯れば特典航空券などに交換できるため、旅行を多くする人にとってはお得なカードとなります。
他にメインカードがある方でも、年会費の安い一般カードを発行することで搭乗ボーナスが得られるため、旅行で飛行機を使う場合は1枚持っておくと良いです。

カードの種類をランク毎に分類する

ANAカードは、大きく分けて2つの軸で捉えるとわかりやすいです。それが「カードランク」と「発行クレジットカード会社」です。

カードランクは一般/ワイド/ゴールド/プレミアムと分かれています。
発行クレジットカード会社はVISAやマスターカード、JCBなどが該当します。

ここで基本的な考え方として、カードランクが同じであれば得られるマイル取得ボーナスは同じ、ということを覚えておきましょう。(年会費の誤差あり。一部例外あり。)

そのため、基本的には4種類のカードから自分に適したものを選ぶ⇒発行クレジットカード会社独自の特典で絞り込むと考えるとわかりやすいです。

また、これ以外にカードデザインが異なるもの・学生専用カード・海外居住者専用カードなどがありますが、サービスは変わらない or 大多数の人にとっては関係がないため割愛します。

ということで、まずはカードランク毎のマイル取得ボーナスを見てみましょう。

一般カード

一般カードは、最も年会費が安いカードとなります。その分、得られるボーナスも少ないです。

具体的には以下のようになります。

年会費

2200円
(マイ・ペイすリボを利用することで
1000円に下がる)

家族カード:1100円

搭乗ボーナス

10%

マイル変換効率

100円あたり0.5マイル
100円あたり1マイルにするには別途年間5500円~6600円必要

ANA航空券購入時

100円あたり1.5マイル

継続マイル(1年毎)

1000マイル

注意点として、通常のままだとマイル変換効率が100円あたり0.5マイルとなっており、著しく効率が悪いです。100円あたり1マイルにすると年間で追加出費がかかるため、ゴールドカードとあまり大差ない金額を使うことになります。

また、後述のSFC関連のデメリットがあります。

ワイドカード

ワイドカードは一般カードより搭乗ボーナスと継続マイルが高い分、年会費も高いカードになります。一般カードとゴールドカードの中間のカードです。

年会費

7975円

家族カード:1650円

搭乗ボーナス

25%

マイル変換効率

100円あたり0.5マイル
100円あたり1マイルにするには別途年間6600円必要

ANA航空券購入時

100円あたり1.5マイル

継続マイル(1年毎)

2000マイル

マイル変換効率を上げるために別途年会費を払うとゴールドカードとほぼ同等のスペックとなります。ただANA航空券購入時のマイル変換効率が悪いため、積極的に狙うカードにはなりません。

 

ゴールドカード

ゴールドカードは、ほどほどの年会費で、ほどほどのボーナスが得られるカードとなります。

具体的には以下のようになります。

年会費

15400円程度
(マイ・ペイすリボを利用することで
12000円程度に下がる)

家族カード:4400円程度

搭乗ボーナス

25%

マイル変換効率

100円あたり1マイル

ANA航空券購入時

100円あたり2マイル

継続マイル(1年毎)

2000マイル

一般カードと比べて、各種ボーナスがかなり上昇することがわかります。

プレミアムカード

プレミアムカードになると年会費が一気に跳ね上がります。その分、得られるボーナスは大きくなります。

VISAの方がJCBと比べて年会費が高い一方で、マイルの変換効率が高くなっています。

年会費

88000円(VISA)
77000円(JCB)

家族カード:4400円程度

搭乗ボーナス

50%

マイル変換効率

100円あたり1.5マイル(VISA)
100円あたり1マイル(JCB)

ANA航空券購入時

100円あたり3.5マイル(VISA)

100円あたり3マイル(JCB)

継続マイル(1年毎)

10000マイル

特殊なカードを把握する

カードの発行元によっては、上記のカードランクと条件が異なるものがあります。

特殊例1:アメックス・ダイナースについて

アメックス(一般/ゴールド/プレミアム)、ダイナース(ゴールド/プレミアム)については、同ランク帯の他のカードに比べて年会費が高く(2倍以上)設定されています。

多少ボーナスの率は良いですが、年会費の分を回収できるほど高くはなく、同ランク帯のものよりコスパが悪いです。そのため、カードのステータスを気にする人以外は候補から外して良いです。

特殊例2:交通系カードについて

ANAカードにはPasmo / Suica / nimoca がついた交通系カードが用意されています。

これらは各カードランクのボーナスに準じますが、それとは別に各交通系独自のポイントが追加で貯められるようになっています。(Suica除く)

貯まったポイントはマイルに変換(70~90%の交換レート)できるため、該当の交通カードを使う場合にはこちらのカードを発行しておくとマイルが集めやすくなっています。

ただし、後述のデメリット(特殊例3)があるため、留意が必要です。

特殊例3:スーパーフライヤーズカード(SFC)について

一部の方限定ですが、ANAにはSFCという上級会員専用のカードが存在します。これはANAカードにSFCのステータスを付与するという捉え方をするとわかりやすいです。

しかしながら、ANAカードの中にはSFCのステータスを付与できないカードが存在します。

・一般カード
・交通系カード

もしSFCステータスを付与する目的があるのであれば、これらのカードは選択してはいけません。(新たに別途SFC対応のカードを発行すれば対応は可能)

まとめ 自分の搭乗スタイルとお金の使い方に応じてカードを選択しよう

以上、カードのランク別にスペックをまとめてみました。

・搭乗ボーナスだけ欲しい/別にメインカードがある⇒一般カード
・年間にクレジットカードを通じて支払う金額が多い⇒プレミアムカード
・それ以外の場合⇒ゴールドカード

を選択するのが、最もお得なカードの選び方となります。